武蔵国分寺七味とは

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武蔵国分寺七味とは

東京うどの
 新たなカタチ

武蔵国分寺の膝元。 江戸時代から伝わる東京うど。 武蔵国分寺は、奈良時代に大流行した疫病や飢餓から国民を救うために、聖武天皇が建立しました。
元来、七味は薬膳の町で薬の代わりとして使われており、うどは漢方として使われていた歴史もあります。
武蔵国分寺の地で作られる東京うどの魅力を知ってほしい。 室の中で育った東京うどの新たなカタチ。
香り良き『武蔵国分寺七味』ご賞味あれ。

唐辛子
東京うど
山椒
黒胡麻
柚子皮
陳皮(ちんぴ)
あおさ

"七味"は、唐辛子、山椒、ごま、みりんなどがブレンドされた日本の代表的な調味料です。
辛味と香りが絶妙に調和し、料理に深みとアクセントを加えます。

武蔵国分寺七味は原材料に『東京うど』『唐辛子』『柚子皮』『陳皮(ちんぴ)』『黒胡麻』『あおさ』『純山椒』を使用し、ピリッとした辛さの中に甘味が感じられる香り豊かな七味に仕上げました。

ふんわりと広がる柚子の香りが、より一層お料理の美味しさを引き立たせます。

東京うどについて

東京うどは光の入らない室(むろ)と呼ばれる地下3mほどの穴ぐらで育てることによる、白い色が特徴です。
うどはウコギ科(朝鮮人参やたらの芽と同じ仲間)の植物で、数少ない日本原産の野菜で、ビタミンB1、B2、アスパラギン酸、アミノ酸等を含む、低カロリーで繊維質が多く、昔から痛風に効くとされ、利尿作用や血行促進、便秘改善等の薬としても用いられています。

武蔵国分寺七味が生まれたきっかけ

東京うどを使用した七味を作ろうと決めたのは、食を通じて国分寺の魅力を全国の人に知ってもらいたいと考え、国分寺の名産である「東京うど」を作っている農家さんにお会いしに行ったことが全てのはじまりでした。

東京うどは「室(ムロ)」という日光がまったく入らない奥行4メートルほどの地下室で栽培されます。天井が低い室の中では立つことはできず、農家さんはほとんど正座の状態で作業を行います。
さらに、狭い室の中の土は1年に1度取り換えを行わななくてはなりません。
一昔前は多くの農家さんがうどの栽培を行っていたそうですが、いまではその特殊な生産方法もあいまって、栽培農家さんがかなり減ってきている現状があります。

そんな大変な栽培方法の中でも、生産農家の方々が情熱を注いで育て上げた実りの象徴が東京うどなのです。

生産農家紹介

小坂農園
東京都国分寺市
東元町2丁目11-11
中村農園
東京都国分寺市
日吉町4-24-1